【TOEFL100点越え】モチベ落ちてない?点数が伸びない時、考えるべきこと5選

言語学習

TOEFL100点越えをした筆者にも「何回やっても点数がよくならない」「あ、もう無理」と思った時期があった。そんな時に役立った、自分と点数を前向きに上げていく方法を紹介しよう。

自分こそ、自分を一番に信じてあげれる存在。

どのセクションなら点が伸ばせそうか考えよう

TOEFLは英語能力を測るテストじゃないと言うと、耳を疑うかもしれない。そう、TOEFLは英語能力のためのテストじゃない。TOEFLは、セクションを攻略するテストだ。

120点を目指さない限り、自分が苦手なセクションで満点をとる必要はない。自分が苦手なセクションで、どれだけ点数を落とす「余裕」があるか。自分が得意なセクションで、どれだけの点数が叩き出せて、これから先の勉強、何点ほど上げることができそうか。それを戦略的に考えることが求められている。

なぜなら、目標は、「英語能力を上げること」ではなく、「TOEFLの点数を上げること」だからだ。

無心で単語帳をめくるだけでは、TOEFLの点数は上がらない。勉強して一番伸びそうなところに時間を割かなくてはならない。これまでの自分の成績(教科書、模試、本試など)を見て、伸び幅を考えよう。これから先、一番伸びると感じるセクションを勉強しよう。これこそ、一番点数に直結する作業だ。

【Speaking】録音して、客観的に自分の声を聞いてみる 政治家の演説を真似よう

Speakingの模試をするとき、録音して、自分の「声」を客観的に聞いてみてほしい。

その「声」に、「説得力」はあるだろうか?

聞くのは「声」であって、「喋っている英語の内容」ではない。どれだけ「文法」が間違っていようが、支離滅裂していようが、今は構わない。

例えば、高い声で、時につっかえながら、早口にマイクに喋りかける受験者がいたとしよう。それを聞いた試験管はどう思うだろう?たとえ文法や単語が高度でも、受験者から「説得力」や「自信」を感じるだろうか?

一般的に、高い声・早口は、「説得力に欠ける」「焦っている」「自信がない」といった印象を残してしまう傾向にある。

実例では、アメリカの政治家たちの中には、自分の声を低くするボイストレーニングを受ける人もいる。

実際に彼らの演説を聞いてみるのも一策だ。政治家たちは低く、落ち着いた、ゆっくりとした声で話す。

普段の勉強に飽きたら、政治家たちの演説を真似し、自分の声も、自分の気に入ったアメリカの政治家に似せてみる練習をしよう。政治家たちの動画と台本は検索すれば入手できる。最初は変に感じるかもしれないけれども、なりきって話していると案外楽しくなってくるし、新しい練習法は、良い気分転換にもなる。

テスト本番でゆっくりと喋ることで、次の英単語を頭で思い浮かべたり、メモを目で確認する余裕ができる。時間内に終わらせるのも勿論だが、「自分が英語を堂々と喋れる」ことをアピールできなければ、点数は頭打ちになってしまう。

また、Speaking本番になると焦って普段の癖が戻りやすい。問題を解くときは、時間を計り、録音機を置いて、本番環境だと思い込んでしまおう。練習は本番のように。

【Reading】文法の並びから単語を推測しよう

「伸びない」と悩む時に限って、単語を詰め込む「作業」に走りがちである。しかし、計画性を持たずに勉強すればするほど、TOEFLの単語帳は、「もしかしたら出ないかもしれないけど不安だから勉強する専門用語」で、溢れていってしまう。

「本当に必要な単語」は、大抵単語帳の前半に登場する。そして、問題を解くときにも、何度も目にするものだ。

極論から言うと、頻出以外の単語は、覚える必要がない。それらの単語の意味は、文法の並びから推測できる。

例えば、「ニュートンは、りんごが木から〇〇〇のを見て、万有引力の法則を発見した」という文章があったとしよう。「〇〇〇」に何が書かれているかがわからなくても、「ニュートン」「りんご」「木」「万有引力」というキーワードが拾えていれば、「〇〇〇」に入る言葉が「落ちる」であることが分かる。英単語を推測するのも同じことだ。

推測のコツは、わかるキーワードを拾っていき、文法を組み立てることだ。

重要なことは、英語の文法構造をぼんやりと頭にいれておくこと。例えば、動詞である「落ちる」を推測している最中に、目的語を思い浮かべてしまうと、文章の穴埋めが成立しなくなってしまう。

下の英語の基本構文をぼんやり頭にいれながら推測しよう。

S-V (第1文型)
S-V-C (第2文型)
S-V-O (第3文型)
S-V-O-O (第4文型)
S-V-O-C (第5文型)

これは「第〇文型」だ、と言えるようになる必要はない。推測のターゲットにする単語が、SVOCのどれにあたりそうか、検討をつけるだけで良い。

ただし、この推測には慣れが必要だ。そして、推測への過剰依存は時間のロスになる。頻出単語を覚えていれば短縮できるはずの時間を消費してしまうからだ。「頻出単語は覚えていること」を前提に、推測の練習をしよう。これができれば、何の英文を読むのにも、単語を調べる回数を減らせるので勉強効率が良く、英語に疲れることもなくなる。

【Listening】メモをとる必要性はあるか考えよう

筆者にも、Listeningの時、メモを必死に取っていた時期があった。ただ、実際に話を聞き終わってから問題を解く時にメモが凄く参考になることは少なかった。「問題に答えられない」という時は、たいていメモにもヒントになるような事は残っていないことが常だった。

そこで考えるべきは、Listeningセクションにおいて、「メモをとる必要はあるか」ということだ。

TOEFL100点を超えている友達が言うには、Listeningは、目をつぶって、両耳のヘッドホンを両手で押さえながら、うなだれた状態で聞いているらしい。メモは取らない。

実際のところ、私が100点を超えた時は、メモをとるのをやめて、目をつぶって聞くことに専念しはじめた頃だった。

大学入試で出題される英語のリスニングはこれよりも長く、5分から7分程度である。それに比べて、TOEFLの、Listeningのセクションの会話はどれも3分ほどだ。TOEFLの方が、覚える情報量は少ない。誰でも、3分間の会話の内容は記憶できる。

Multitasking「一度に複数の仕事をこなすこと」という言葉があるが、Multitaskingは能率を落とすことが研究結果として報じられている。メモを取りながら、英語を聞くことも、能率を落とす。これが大学の講義ならば、テスト前にノートを見返す機会がある為、メモを取りながら授業を聞くことは有益だ。しかし、TOEFLのメモの場合は、それを見返すのは3分後。メモを取らずに、聞き、それを理解し、脳に刷り込む方向に全力を傾けよう。

【Writing】使えるテンプレートを探そう

Writingの点数が伸び悩んでいるなら、これが最終手段だ。

正念場で安定した点数を叩き出したいのであれば、TOEFL用のWritingテンプレートを用意することを推奨する。

人によっては、テンプレートの方が点数が高く出たり、当日の安心材料になったりするので、試してみる価値がある。もちろん、テンプレートが無い方が点数が高いのならば、それはそれで良いことだ。

自信をもって受験できるよう、自分はテンプレ派なのか、模擬などで前もって確認しておこう。

【まとめ】スランプ? 違う、plateauだ

うまく行かないとき、Plateauという単語を思い出して欲しい。「技能の学習で成長が一時的に止まり横ばいになった時期のこと」という専門用語だ(99.9%TOEFLには出ない。出るなら、「台地」という意味で出る)。技能の学習をする者は、必ずplateauに直面するから、この専門用語がある。だから、成長過程で点数が伸びない時期があることは、当たり前のことだ。人間はそういう成長のしかたをする生物だからだ。

定義にもあるように、plateauは「一時的」でしかない。「一時的」に負けずに、学習を続けて欲しい。今の苦しみは、将来の血肉になる。

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