The Glass Menagerie

English Lit

こんにちは。”The Glass Menagerie”『ガラスの動物園』の分析ページです。ウシブログは、好きなことを、好きなだけ。文学分析をアップロードし続けます。

和訳されたものを読んでいる方にも、「原文で読むにあたって」以降の分析のページは役に立つように書かれています。

現在は、「はじめに:この本を原文で読むにあたって」のみ公開されています。次のアップロードをお待ちください。

  • はじめに:この本を原文で読むにあたって
  • 分析:The Glass Menagerie『ガラスの動物園』の基本情報
  • 分析:The Glass Menagerie『ガラスの動物園』の構成
  • 分析:The Glass Menagerie『ガラスの動物園』の登場人物
  • 分析:The Glass Menagerie『ガラスの動物園』の主題
  • 発展:The Glass Menagerie『ガラスの動物園』において重要な問い
  • 発展:ウシの落書き
  • 参考:Critical Essay Collection「文学評論集」

 

この本を原文で読むにあたって

求められる英語力:高校生くらいから。読む意欲があれば誰にでも読める本。

短く、登場人物も少なく、構成もすっきりしているのでとても読みやすいです。少し昔の戯曲ですので、古い言葉や慣れない口語を調べる必要はでてきます。読む意欲があれば誰にでも読めるというのが意味するのは、その点ですが、逆にそこを押さえれば誰にでも開かれた本だと思います。英語が好きなら、中学生でも読むことができます!


映画:有り

Jane WymanとKirk Douglasの共演した1950年の映画が有名ですが、1989年にPaul Newmanが監督したものもあります。1989年の映画は、The New York Times から”a serious and respectful adaptation, but never an incendiary one, perhaps because the odds against its capturing the play’s real genius are simply too great.”とあり、Tennessee Williamsの作り上げた世界観を尊重し体現することに成功したと賞賛されています。


読了にかかる時間:カフェでコーヒーを飲みながら読み終わることができる

戯曲は小説とは違って、どの人物が何を喋っているかが明確なので、さくさく読み進めることができます。文字数的には、1分間に250文字読めば約1時間45分で、200文字読めば2時間ちょっとで、150文字読めば3時間弱で読める作品ですので、「カフェでコーヒーを飲みながら読み終わることができる」にカテゴライズされています。

こちらのサイトの”Enter your reading time here”に自分の1分間に読める文字量を入れることでThe Glass Menagerie読了にかかる時間を厳密に計算することができます。気になる方は是非。


この本の感想:とてもお勧め

短く、儚く、印象的。Tennessee Williamsの戯曲は全体的に切ないものが多いですが、The Glass Menagerieは特にその傾向にあります。空想的な、ある意味現世から孤立した世界観からできた戯曲で、少し触れたら壊れそうな雰囲気はまさにThe Glass Menagerie『ガラスの動物園』というタイトルそのものです。文学的に優れています。

 

この本を読むとできるようになること

Tennessee Williamsについてさらに知ることができる

The Glass Menagerieは母であるAmanda 、娘のLaura、この戯曲の語り手であり息子であるTomの3人が主軸となり進行する戯曲ですが、この3人がTennessee Williamsの家族を強く反映しています。この作品こそ、Tennessee Williamsが自身の家庭に対して感じていた悩みや後悔を表しているのです。


英語力に自信をつけることができる

The Glass Menagerieはある程度の難易度ではありますが、それでも世の中の他の作品と比べたらさくっと読めるほうです。これまで学習してきた英語が、実際に役に立つという成功体験を積ませてくれます。


自分が分析できる本をもう一つ増やすことができる

これだけ短時間で読了できる本でありながら、The Glass Menagerieは文学分析をする深みがある本です。Tennessee Williamsの戯曲や詩にはおすすめがたくさんあるのですが、その世界に案内してくれる本を選ぶのなら、The Glass MenagerieかA Streetcar Named Desireが良いと思います。自分が分析できる本をもう一つ増やし、それが他の作品に繋がっていく感覚を得ることができます。

 

自分が使っていたエディション

BloomsburyのStudent Editionです。Stephen Bottoms氏が手がけた解説文と注釈が付いています。

もちろん、解説文が不要な場合は、The Glass Menagerieだけが乗っている本や、The Glass Menagerieを含めたTennessee Williams戯曲集などがありますので、自分の目的にあった一冊を選んでみてください。

The Glass Menagerie PDF版はこちらにありますが、抜けがあるのに気をつけてください。

コメント