アメリカのインターンに直接応募する時のメール文例集

ディビッドソン大学留学日記

お久しぶりです。夏になり、学生がインターンとして働く時期がやってきました。

私はリベラルアーツ系のアメリカにある大学で物理学を専攻しているという少し変わった経歴なので、参考になるかは分かりませんが、本記事では、二年生の夏にプログラミングオンラインスクールのエディターとしてインターンを得た経験について書こうと思います。

COVID-19が与えるアメリカでの学生インターンへの影響について

まずはじめに、2020年のインターンはCOVID-19の影響があると言う点に置いて、他の年のインターンと異なります。移動や集まれる人数に制限がかかるため、virtual internという、リモートワークを採用したインターンの数が増えており、直接その場所に行かなくても良いインターンの方が好まれる傾向にあります。インターンを雇ったりする資金や時間が無い/減った会社も増えているため、全体としてはインターンを見つけるのが難しくなっていると感じます。ただ、きちんと業界や仕事内容を選んでアピールができれば、きちんとした経験を夏に積むことができます。また基本的なメールの書き方やアプローチの仕方に違いはありません。

なぜこの会社にしようと思ったか

メールを書く前に、座って

  1. 「どうしてこの会社でなければならないか」
  2. 「どのような形で働けば、会社を良くするために、自分の力を生かせるだろうか」

この2点について熟考してください。

その会社の大ファンで、自分が力になりたいという強い願望はありますか?もしそれを強く感じたのならば、「この会社のどこに魅力を感じるのだろう?」と問うてください。

それに対する答えが見つかったら、自分を見つめてください。自分のどのようなスキルが、会社のために有益になり得るか、それを自分の中で咀嚼して、プレゼンをするのが、これから書くメールのベースとなるのです。

一つ野望に溢れた生徒がやりがちなのが、大企業に片っ端からメールを送りつけることです。「名前が知れているから」というだけでは、その会社のどこに魅力を感じるのか、というのがボヤけている状態です。メールを送っても他の生徒と全く同じ状態で抜きん出ることはできません。

自分の情熱を感じられる会社が見つからない場合は、自分の日々の生活を振り返ってみてください。自分が「楽しいな」と思える時間を提供してくれている企業はどこでしょう。ランニングシューズの会社かも知れませんし、地域新聞かも知れません。何かあなたがそのお返しに働くことはできないでしょうか。

メールの書き方

さて、それを考え終わったら、その情熱をメールに乗せて送ることです。自分の気持ちが昂って、筆が自然と走り出す状態にならねばなりません。

以下のような構成に仕上げます:

  1. 自分を軽く紹介し、なんのためにメールを書いているかを説明する
  2. 自分がなぜこの会社の役に立てるかを語り、自分の経験や実績で裏付ける
  3. 感謝の気持ちと連絡先を書いて締める

第一段落:自己紹介とイントロ

最後まで読んでもらえる確率を上げるには、1段落目で会社への愛と感謝の気持ちを伝えることです。

書き出しは、Dear Mr. OOOとし、自己紹介から始めます。

“My name is XXX XXX, and I am undergraduate studying YYY.” (私の名前は XXX XXXで、YYYを勉強している大学生です。
このundergraduateというのは大学生という意味です。
1年生ならfreshman、2年生ならsophomore、3年生ならjunior、4年生ならseniorという情報をundergraduateの後に加えることもできます。また、アメリカの大学の学期が終わった5月〜8月の間は、risingと言うことで、次の学年の名称を使うこともできます。例えば、rising sophomoreと言うと、「来季から二年生」と言う意味を表すことができます。”studying YYY at ZZZ university”と言えば、何を勉強しているかだけではなく、どこの大学に通っているか、という情報まで加えることができます。
“I really want to thank you for …” (…に関して、本当に私は感謝したいのです。)
次に、会社への感謝の気持ちを伝えます。この文は慣例的なものと考えず、ここでいつもどのようなことで会社にお世話になっているか、その会社は自分にとってどのような意味を持っているかを自分の言葉で書きましょう。ここは数文になってしまっても構いませんが、第一段落はなるべく読みやすいようにスッキリ整えてください。
“Now I am desiring to do something in return.” (私に何かお返しとしてできることがあればしたいのです。)
感謝から、何か自分にできることは無いか、考えるようになったという流れに持っていきます。
 

第二段落:なぜ雇うべきか、どのように力になれるか

ここで第二段落にうつります。ここで、あなたが思う、会社のためにできること、を書き、会社にできる限りあなたが良く写るような説得の形をします。あまりガツガツしすぎるのは良くありません。

I have the skill of … and I can do … for … (私は…のスキルを持っていて、…のために…ができます。)

まず単刀直入に、あなたにできることと、そのスキルがどのように会社の役に立てるかを述べましょう。取ってつけたような理由では駄目です。例えば、

  • 私は日本語と英語のバイリンガルで(=スキル)、あなたのサイトのビデオコンテンツに日本語訳をつけることができます。(=何ができるか)
  • 私はこれだけの読者がいるブロガーで(=スキル)、あなたのサービスを日本のこの層にオススメすることができます。(=何ができるか)

そして次に、あなたのそのスキルで会社のビジネスが進展する様子をイメージしてもらいます。例えば、英語のプログラミングコンテンツを日本語に翻訳することを提案しているのであれば、

“There are many Japanese people who find your service attractive, but their lack of English skills is hindering them to access to it.” (たくさんの日本人があなたのサービスに魅力を感じているのですが、彼らは英語ができないためにその恩恵を享受できていないのです。)

と書きます。

問題点(日本の人が英語を理解できず、サービスを利用できない)を指摘し、そこを解決するスキル(翻訳技術)を提供できること、そしてそれを解決すれば、会社が成長すること(潜在的な顧客を獲得すること)を暗示することで、より説得力を強固にします。

I have X years of experience in … (私はX年間の…に関する実務経験があります。)
ここで自分の提案したスキルが、「本物」であることを、過去の経験から引っ張り出して裏付けてください。現段階でメールにレジュメ(履歴書)を添付する必要はありませんが、後から提出を求められた時に、それと整合性があり、これまでやってきたことの主軸となるようなものが好ましいですが、そうでなくても構いません。
I am very confident that… (…であることに自信があります。)
ここで会社の未来を描きましょう。例えれば、もし「ターゲット層を拡大することに成功したら、あなたのサービスは日本でも人気が必ず出る」などです。事実無根であることを書いてしまうと、ホラ吹きになってしまいますが、あなたが思っている「会社の良いところ」が新しい市場で強みになる、や多角化に向いている、など今ある会社の強みを発展させた未来を読み手に想像してもらえるように書きます。なお、スキルに関する自分の自信は書いてしまうと、それも誇張的な印象を与えかねません。経歴とスキルを紹介しておけば、相手が判断してくれますし、情報が足りないようであれば履歴書や面接が求められるので第一段階であるメールでは心配しないようにしましょう。
If you choose me, I will work X hours every Y to do Z until A as intern. (私を選んでくれるのであれば、インターンとして、Aまで、毎Y、X時間、Zをするために働きます。)
毎Yには毎日、毎週、毎月と言った単位が入ります。until AとはAまでという意味で、学生であれば、例えば秋学期が始まるまで(=until the fall semester starts)などという、インターンの期間が入ります。もし期間が決まっていなければ、until Aの部分はカットしてもらって構いません。
また、internにも種類があり、無給インターン、有給インターンなどあります。有給の場合はinternのまま言えば良いですが、無給インターンの場合はunpaid internに置き換えてください。

第三段落:お礼と連絡先で締める

最後に第三段落です。

“Thank you for taking the time to review my inquiry for positions at your company. I hope you can see I am a strong candidate who will work hard with you. I am looking forward to hearing from you.” (この問い合せを読んでくださりありがとうございます。私が会社の助けになれると思っていただければ幸いです。お返事お待ちしております。)

意訳ですが、典型的な締め方の一例です。また、会社のウェブサイトやSNSを見て、何か自分のいいなと思うビジョンや言葉があれば、それを引用して、その力添えになれることを強調してもいいでしょう。

最後に締めと名前です。

Sincerely, (心を込めて [堅めの会社の場合はこちらを使う])

もしくは、

Best, (敬意を込めて [カジュアルめの会社の場合はこちらでも可])
のどちらかを打ち、改行した後に名前をフルネームで書いて終わりです!
また、連絡先(電話、メールアドレス)も、署名としてメールに設定していない場合は、名前の下に打ち込んでおいてください。
 

終わり!質問があればコメント欄で対応します。

最後に、フォントについてもお話しておきたいと思います。日本語の場合は、どんなフォントでも(ふざけたフォントでなければ)、割とまともに見えると思うんですけれど、英語の場合結構フォントで印象がガラリと変わるんですね。ですので、このような印象を良く見せたい場合の公的なメールの場合は、私はTimes New Romanを使ってサイズは12ptらへんに設定しています。メールの機能で設定できない場合は、Google Documentで書いたものをコピペするとフォントなどを引き継いでくれますよ。

あと、頑張って書いた英文が少し違った言い回しであるだけで、損をしてしまうことがあります。出す前に、Grammarly.comでグラマーチェックをかけたり、Google翻訳で日本語に変換してみて読んでみたりする習慣をつけましょう!

何か質問・相談があればコメント欄でお願いします。

お疲れ様でした!幸運を祈ってます!

コメント