【練習】海外での良い握手とは?やってはいけない握手はある?握手の種類と印象まとめ。

第二言語で話すとき、何を言うか、どのように自分の考えを伝えるか、など、「話すこと」だけにフォーカスしがちです。

しかし本当の「話術」は、発言の中身だけではありません。表情、声のトーン、アイコンタクト、姿勢、身体言語など多岐に渡ります。今回はその一つである握手について、やってはいけない握手と各国における良い握手の定義について紹介します。

アメリカでやってはいけない握手と対策

  • そもそも握手を断る、もしくは相手が握手をしようというムーブを取っているのに無視をする

これはアメリカ圏では絶対にNGです。軽いタイミングの問題だとしても、それが与える印象は大きいのです。手を出し損ねるということは、あなたに興味がない、早くいなくなってくれ、と言う過激なメッセージになりえるからです。少し手を出すのが遅れたり、変な間が空いたとしても、相手が握手をしようとしていたのならば、手を出して、きちんと握手をするべきです。

  • ぬるぬる握手 

どんなに緊張していても、手汗は握手の直前に拭きましょう。

  • 相手の手をつまむような握手

きちんと相手の手を包み込むように握手しましょう。本当は握手をしたくない、手に触れたくないと思っていると解釈されてしまいます。相手の手に対して爪を立ててしまう可能性もあります。

  • 握りつぶしたり捻り潰したりするような握手

これをする日本人はあまり見ませんが、海外では一定の割合で存在します。このような握手をする人たちの傾向として、チームを組んでも内部で競争を始める、チームのメンバーを引き摺り下ろす、気に食わない意見を無視するなどろくなことがありません。

  • すぐ手を離して距離を置くような握手

その場にいる沢山の人と握手をしたい場合でも、一つひとつの握手は、同じ型で、同じ時間と同じアイコンタクトの長さで行うべきです。目が他の人を探していたり、次の握手の対象を探そうとして握手の時間を短くしてしまうことは失礼に当たります。

  • 長すぎる握手

相手が手を離したら、自分も離すことで、手を長く繋ぎすぎることを防げます。

  • 意志のないふにゃふにゃ握手

相手の握手の腕の振りに任せる、柳のような握手をするのはやめましょう。そのような握手ならしないほうがマシであると考えるひともアメリカには一定数いることを頭に置きましょう。

アメリカ以外での握手の傾向

もちろん、上記はアメリカでの握手の良し悪しの傾向です。別の国では別の握手のマナーがありますので、特定の地域を訪れる時はそのマナーについて事前に勉強するべきです。また、アメリカや日本でも、日米以外の方々と握手をすることがあります。その時に備えて、各国の握手事情を頭に入れておくと良いでしょう。

各国の方々にとっての「良い握手」の定義一覧です。ここに無い国は、調べる必要がありますが、情報が無い場合は、相手がしてくる握手をコピーするのが好ましいです。

アメリカ 目をきちんと合わせる。まっすぐ正しい姿勢でしっかり握る。お辞儀はNG。帽子、手袋、サングラスを取る
スイス その場に複数人いる場合は、女性から握手をする。
ロシア ビジネスの場合を除いて、女性は握手をしない。
オーストリア 男性は握手をするかしないか判断を女性に任せる。握手に意欲的な場合は、女性が手を差し出す。
中国 優しめに握ること。例えばアメリカ圏で優しめに握ってくるか強めで握ってくるかで、会話をせずとも中国系アメリカ人なのかアメリカに住んでいる中国人なのかわかる場合がある。どちらにせよ相手に合わせること。
インド ビジネスの場合のみ握手。それ以外は両手を胸の前で合わせるナマステの動作と軽いお辞儀を組み合わせる。左手は汚い手とされているので使わないこと。
トルコ あまり握手をしない。
(一般的に)中東 女性と男性は握手をするものでは無いと言う認識がある。また、握手は優しめに。強く握ると失礼にあたる。
韓国 複数の人がいる場合、年上の方から先に握手をする。
ノルウェー

しっかりめに握る。契約を結んだ時、ビジネスでの合意に至った時に握手をすることが多い。

しっかり握ると、あなたに興味があるという意思表示になるほか、野心があり、会社などをコントロールする力がある、などといったリーダーシップ的な印象を与えます。

反対に優しく握ると、あなたを受け入れるといった意味になるほか、おおらかで敵意の薄い印象、協力体制を意識した印象を与えます。

終わりに

ルールなどなく、人それぞれの握手の形が見れればもっと多種多様で面白いかなとは思うのですが、優しく握る、包み込む、少し緊張している、しっかり握る、など握手一つで性格的傾向がわかります。

自分の思った通りの印象が握手で与えられるように研究するほか、相手の握手の傾向も読み取れるようになると面白いと思います。

お疲れ様でした!

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